被リンクとは他のサイトからリンクされることである。
検索エンジン上位表示のためには、この被リンクの「数」が重要な意味を持つ。
基本的に、被リンク数を増やせば検索エンジンで上位表示できる可能性が広がる。
ただ、それは「被リンク数の順に検索エンジンでの順位が決まる」といった単純なものではない。
同じ被リンクでも、人気サイトや関連サイトからの被リンクの方が、一般の被リンクに比べて高く評価されるなど、いくつかの例外が存在する。
ただ、大きな傾向としては、被リンク数を増やせば増やすほど検索エンジンで上位表示が可能になるといってよい。
被リンク数を増やすには、どうすればいいのだろうか?
被リンク数を増やすためのいくつかの方法をご紹介したい。
テクニック① リンク集への登録
被リンク数を増やすために、最も簡単な方法はリンク集への登録である。
リンク集とは、サイトを登録するとそのサイトへのリンクを表示してくれるサービスである。
リンク集には、その種類に応じて「リンクサイト」「検索サイト」「ランキングサイト」などが存在する。
リンクサイト
システム的に相互リンクを行うサービスである。
サイトを登録するために自分のサイトにもリンクサイトへのリンクを設置する必要があり、サイトを登録すると、結果的に、リンクサイトとの間で相互リンクが構築される形になる。
インターネット上で「相互リンク募集」などと大きく書いて人を集めているのは、たいてい、リンクサイトである。
検索サイト
「ディレクトリ型検索エンジン」「中小検索エンジン」などとも呼ばれるサービスである。
「検索エンジン」と名乗っているが、Google検索エンジンやYahoo検索エンジンのような高度な検索機能はない。
基本的に、登録されたサイトが、ジャンル分けされて表示されるだけの機能である。
(初期の検索エンジンはこの程度の機能であったため、この程度の機能でも「検索エンジン」と名乗っているのであろう。)
ランキングサイト
登録されたサイトの中で、どのサイトが最も人気が高いかをランキング形式で紹介しているサイトである。
サイトを登録すると、指定されたリンクを自分のサイトに貼るように求められる。
自分のサイトを訪問したユーザーが、貼り付けたのリンクをどのくらいクリックしたかによってランキングが決定され、ランキング上位になると、自分のサイトを紹介してくれるというサービスである。
リンク集に登録して被リンク数を増やすことは、被リンク数を増やす最も簡単な方法であるが、被リンクの上位表示効果はそれほど高くない。
リンク集は、誰でも、自己申告に基づき登録できるので、すぐに被リンク数を増やすことができる。
検索エンジンが上位表示の判断材料として被リンク数を大きく評価しているのは、被リンク数を簡単に増やすことが難しいからである。
そのため、簡単に被リンク数を増やすことができるリンク集からの被リンクは、検索エンジンにあまり評価されないのである。
テクニック② 掲示板・コメント・トラックバック
掲示板への書き込みやブログのコメント・トラックバック機能の利用によって被リンク数を増やすことができる。
これらの方法については、下記のページを参照していただきたい。
テクニック③ ウェブサービス
企業などの展開するウェブサービスの中には、利用することによって自サイトへのリンクを表示してくれる機能をがある。
この機能を使って被リンク数を増やすという方法もある。
例えば、コミュニティサイトのプロフィールページにURLを書き込むことで、プロフィールページに自サイトへのリンクが作成される機能を使えば、コミュニティサイト上から自サイトへの被リンクを獲得することができる。
こういった方法については、下記のページを参照いただきたい。
テクニック④ 相互リンクを求められたときにどうするか
サイトを運営しているとよくあるのが「相互リンクの依頼」である。
相互リンクの依頼を受けた際には、どう対処するべきだろうか?
「被リンク数は上位表示に重要なのだから、相互リンクはどんどん受けた方がいいのではないか?」
そう考える方も多いだろう。
ここに大きな「落とし穴」がある。
被リンク数は、確かに多ければ多いほど上位表示に有利になるのだが、いくつかの例外もある。
検索エンジンに「悪質サイト」と認定されているサイトに被リンクを貼ってしまった場合、自分のサイトの上位表示にも悪影響が出てくるのである。
相互リンクを求められた際には、相手のサイトをきちんと「審査」してから応じるべきなのである。
テクニック⑤ サテライトサイト手法
被リンク数を増やす方法として「サテライトサイト手法」という方法をご紹介したい。
この方法は少し高度でな方法であり、実際、SEO対策の専門業者の一部などが行っている方法である。
サテライト(satellite)とは「人工衛星」という意味である。
その名の通り、検索エンジンで上位表示させたい「メインサイト」とは別に、たくさんの小規模な「サテライトサイト(人工衛星サイト)」を作成し、そこからメインサイトにリンクを貼る方法である。
各サテライトサイトは、できるだけメインサイトと関連性のあるテーマを扱いたい。
というのも、内容的に関連性のないサイトからの被リンクと比べて、関連サイトからの被リンクは上位表示効果が高いのである。
ちなみに、サテライトサイトのテーマとしてよく選ばれるのは、メインサイトで扱っているテーマに関する「用語集」「比較サイト」「コミュニティサイト」などである。
サテライトサイトは「小規模」と書いたが、これは、たくさんのサイトを作る関係上、開設当初はどうしても大規模なサイトにはできないからであり、サテライトサイトの人気が出れば出るほど、サテライトサイトが成長すればするほど、メインサイトの上位表示は有利になる。
人気サイトからの被リンクほど、上位表示には有利に働くのである。
各サテライトサイトとメインサイトは、それぞれ、ドメインを別のものにした方がよいだろう。
同じドメインを使用すると「サテライトサイトも含めて1つの大きなサイト」と検索エンジンに認識されてしまい、被リンクの上位表示効果が少なくなってしまう可能性もあるからである。
サテライトサイト手法はSEO対策の専門業者も行っているだけあって、サテライトサイトをうまく構築できればかなりの上位表示効果が期待できる。
ただ、サテライトサイトは小規模でよいからといって、ほとんど被リンク数もないサテライトサイトを構築しても、上位表示の効果は低い。
サテライトサイトといえども、ある程度の被リンク数を集めている必要がある。
理想的な被リンク数の増加方法とは
ここまで、被リンク数を増やすための様々なテクニックを紹介してきたが、最後に、理想的な被リンク数の増加方法について解説しておきたい。
理想的な被リンク数の増加方法とは、やはり「自然に被リンクが増加していく」ことである。
サイトに書かれている内容の価値が高ければ、ソーシャルブックマークに登録されたり、他のブログで紹介されたりして、自然に被リンク数が増えていくはずである。
確かに、サイトの開設当初の全く被リンクがない状態では、いかに価値ある内容を書いたとしても訪問ユーザーがいないため被リンク数の増えようがない。
こういった場合に、人工的に被リンク数を増やす対策は必要である。
しかし、上位表示を維持するために、常に人工的に被リンク数を増やし続けないといけないとしたら、それは「サイトの価値が低すぎる」と言わざるを得ない。
被リンク数を増やし続ける代わりに、もう少し、サイトの価値を上げるべく行動すべきではなかろうか?
「策士策に溺れる」
「人工的に被リンク数を増やし続ける」という行動は、自分のサイトの検索順位を上げる成果しかもたらさない。
しかし「サイトの価値を上げる」という行動は、自分のサイトの検索順位を上げるだけでなく、インターネットという世界を、より面白く、楽しく、価値ある空間に変えていくことにつながる。
インターネットという世界があるからこそ、あなたは、ビジネスに、趣味に、ウェブサイトで様々な体験ができるわけである。
インターネットを利用しているあなたは、インターネットの世界を、より価値ある空間に変えていく連帯責任があるのだ。