サイトマップ登録と上位表示の関係

サイトマップとは、サイト内に存在する全ページのURLや最終更新日などをリスト化したもので、これを参考にして、検索エンジンはサイトを解析している。

サイトマップには決められた書式があり、その書式に従って、検索エンジンに表示してほしい全URLを公開することになる。

サイトマップを公開したら、あなたのサイトのサイトマップの存在を各検索エンジンに知らせるべく、各検索エンジンのツールから登録作業が必要である。

このサイトマップを検索エンジンに登録しているか否かによって、検索エンジン上位表示の順位が異なるという説を唱えるSEO対策の専門家もいる。

サイトマップを登録すると上位表示?

SEO対策を解説しているサイトの中には「サイトマップの登録はSEO対策に有利である」というような説を展開しているサイトもある。
本当に、サイトマップを検索エンジンに登録すると上位表示に有利になるのだろうか?

私はノーだと思う。

サイトマップの登録と検索エンジンでの上位表示とは関係がない。
そもそもサイトマップを登録しているか否かというのは、サイト管理人が上位表示にどの程度「熱意」があるかを示している程度の意味しかなく、サイトの信頼性や人気度を担保するものでは全くない。
それが故に、サイトマップの登録を上位表示の判断材料とするのは、理にかなった方法ではないのだ。

サイトマップの登録は「有利」ではないが「有利」である

巷で言われているように「サイトマップを登録すると検索エンジン上位表示に有利」というようなことはない。
しかし、上位表示に限らず、検索エンジン対策全般を考えた時には、サイトマップの登録というのは、有利にならないとは言い切れないものがある。

どういうことかというと、サイトマップを登録することで「インデックス化の促進」というメリットがあるからだ。

「インデックス化」とは?

「インデックス化」とは検索エンジンにページが登録されることを指す。
検索エンジンに登録されないと、どんなに価値あるページでも検索結果には出てこない。
上位表示にせよ何にせよ、検索エンジン対策には、まず、ページが検索エンジンに登録され(インデックス化され)なければならないわけだ。

インデックス化は、通常、サイトのトップページから行われる。
「クローラ」というシステムが、サイトのトップページから順に各ページを訪問し、ページに書かれている内容を読み取っていく。

その結果、検索エンジンにページが登録(インデックス化)されるわけである。

サイトマップの登録が「有利」になる理由とは?

「インデックス化」とは検索エンジンにページが登録されることを指す。
サイトマップを登録することで、この「インデックス化」が促進されるというメリットがある。

サイトマップがない場合、クローラは、トップページからリンクを伝って各ページを訪問してインデックス化をするが、リンク伝いでページを訪問していくと、どうしても「全ページを訪問しきれない」という事態が起こる。
トップページから何クリックも必要なページでは、特に、その確率が高い。
全ページを訪問しきれないと、結果として、サイト上の一部のページは「サーバ上に公開されてはいるが検索エンジンからヒットしない」という事態に陥ってしまう。

しかしサイトマップがあれば、クローラはサイトマップを参考に各ページを訪問するため、訪問しきれないページの発生を少なくすることができるのである。
トップページから何クリックも必要なページでは、かなりの効果があるといってよい。

このように、サイトマップの登録はインデックス化を促進する役目を持つため、検索エンジン対策全般を考えた場合には意味がないわけでもないのである。
ただ、検索エンジン上位表示だけを考えた場合には「登録することによる上位表示効果はない」ということなのである。

検索エンジン上位表示のためには、とにかく、いかに被リンク数を集めるか、いかに人気サイトからリンクしてもらうか…といったことが重要である。

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