類似記事と上位表示の関係

あまり知られていないことだが、記事の内容が「類似」していると検索エンジン上位表示にマイナスの影響がある。

例えば、あるニュースについてのブログ記事を書くとすると、単にソースとなるニュースの受け売りに終始すると検索エンジンの上位表示にマイナス効果をおよぼすということである。
ニュースについて紹介するにしても、ブロガー独自の分析・批評などに多くの紙面が割かれなければならない。

インターネットの世界のオリジナルコンテンツ

そもそもインターネットの世界では、純粋な「オリジナルコンテンツ」の比率はそれほど高くない。
たいていは何らかの「元ネタ」があり、それについての批評や感想というコンテンツが多い。

ブログの記事などは典型的である。

ブロガーが、記事のソースから全て自分で収集しているというブログ記事は決して多くない。
多くのブログ記事は、他のブログやニュースサイトで紹介している内容についての批評や感想である。

テレビや新聞などのマスメディアが、記事のソースから全て自社で収集しているのとは大きく異なる。

専業記者だけではなく一般人も気軽に文章を公開できるというのが「インターネット」の大きな面白さの1つなのだから、記事に関して何らかの「元ネタ」が存在するのは仕方がない現象といえる。

しかし、単に「元ネタ」の受け売りに終始しているような記事の場合、類似記事と判断されて上位表示にマイナスとなることがあるわけで、注意しなければならないのだ。

類似記事を判定する検索エンジンアルゴリズム

検索エンジンに「類似記事」と判定されると、上位表示に悪影響が出る。
では、検索エンジンは、記事に類似性があるかどうかを、どのようなメカニズムで判断しているのだろうか?

2つの記事が類似記事かどうかの判定は、主に「キーワード出現頻度」から判定していると思われる。
独自の分析や批評が少なく、ほぼ元ネタの受け売りに終始しているような記事の場合、キーワード出現頻度が、元ネタの記事と非常に似通った傾向を示す。

キーワード出現頻度を分析する際の「キーワード」とは、主に固有名詞や一般名詞を対象としており、主語と述語を入れ替えたり、文章の語尾を変化させたりしてもキーワード出現頻度は変わらない。
元ネタのキーワードをすべて類義語に置き換えれば、文章内容を変えずにキーワード出現頻度を変えることができるが、これとて「完全犯罪」というわけにはいかない。
そもそも検索エンジンは類義語に関する膨大なデータを持っており、これに照らし合わせて判定すれば、キーワードを類義語に置き換えても、技術的には、類似記事のかなり正確な判定が可能といえよう。

類似記事と判定されないために

何らかの「元ネタ」がある記事を書くことが、即、類似記事という判定を受けるわけではない。

何らかの元ネタに対して各人が批評や感想を書き連ねていくことで、元ネタがどんどん拡散・伝播していくということがインターネットの世界の一つの醍醐味でもある。
検索エンジンによる類似記事の判定というのは、この醍醐味を否定する目的をもったアルゴリズムではない。

類似記事と判定されないためには、元ネタの紹介はあくまでも前座であり、その元ネタに対して「独自の視点」から「自分の言葉」で記事を書くことが重要である。

独自の視点を持つためにあなたがすべきこと

類似記事と判定されないためには「独自の視点」から記事を書くことが重要である。
では「独自の視点」を持つにはどうすればよいのか?

それは自分の「専門分野」を明確にすることである。

そして世の中のあらゆる動きを、あなたの「専門分野」のフィルタに通して観察することである。

例えば、自分の専門分野を「SEO対策」と決めた人は、日々のニュースを「SEO対策」という視点から眺めることで、他の人とは異なる視点からニュースを見ることができるようになる。

もちろん、そういったニュースの視点は、世の中の「主流」たりえない。
悪くいえば「うがった見方」である。
読者にコメントなどを求めれば、異論反論さまざまな意見が出てくるだろう。

「うがった」視点に立ち「とがった」記事を書く

自分の「専門分野」を決め、その専門分野からの「独自の視点」で記事を書くことが類似記事の判定を受けないために重要なことである。

しかし、こういった「独自の視点」というのは「うがった見方」でもある。
「独自の視点」から記事を書くことで、様々な批判・反論にさらされることもありうるだろう。

ただ、批判を恐れてはいけない。

そもそも、マスメディアとは異なる「うがった」視点に立った記事が集まってるところが、インターネットの「面白さ」なのである。

一般的な視点からニュースを眺めたいときには、マスメディアを見たり、大手新聞社のサイトを見たりすればよい。
検索エンジンで検索するのは、もう少し専門的な知識を得たいからである。

こういった検索エンジンユーザーのニーズに応えるべく、検索エンジンというものは「専門的」で、ある意味で「うがった」視点に立った記事というものを上位表示させる傾向にある。

特にGoogle検索エンジンは、このような記事をよく評価する。

「うがった」視点に立ち「とがった」記事を書くことが、類似記事の判定をされないために重要なことなのである。

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