keyword内のキーワード出現頻度と上位表示の関係

ご存じない方もいると思うが、HTML文書のヘッダ部という部分に、検索エンジンでヒットさせたいキーワードを指定することができる。
「メタタグのkeyword」などと呼ばれる部分である。

<meta name="keyword" content="ここに, キーワード, 指定" />

ここに書かれた内容と、検索エンジン上位表示は、どのように関係しているのだろうか。

keyword指定は伝統的な上位表示対策

メタタグのkeyword欄に書かれた内容は、ブラウザ上に表示されることはない。
検索エンジンでヒットさせたいキーワードを指定するのが、メタタグkeywordの役割である。

多くのSEO対策サイトで「メタタグのkeywordにキーワードを記載しておく」というのは基本的な上位表示対策として取り上げられている。
メタタグのkeywordをカスタマイズすることは、古くからの伝統的な検索エンジン対策といってよい。

keyword指定の上位表示効果は?

では、メタタグのkeywordに検索エンジンで上位表示をさせたいキーワードを指定すると、実際にはどの程度、上位表示に効果的なのだろうか?

実は、メタタグのkeywordを指定するか否かは、上位表示にほとんど関係ない。
メタタグkeywordの内容は、上位表示にプラスにもならないし、マイナスにもならないのだ。

確かに、元々、メタタグのkeywordという欄は、検索エンジンが上位表示の参考にするために設けられた部分であり、ここにキーワードが出現するか否かということが上位表示に影響を与えていた時期もあった。
しかし最近の検索エンジンの上位表示アルゴリズムは、メタタグのkeywordに記載された内容は、ほぼ無視しているといってよい。

なぜキーワードが無視されるのか

最近の検索エンジンの上位表示アルゴリズムは、メタタグのkeywordに記載された内容は無視するようになっている。
メタタグのkeywordという欄は、元々、検索エンジンが上位表示するか否かを判断する有益な材料として作られた仕様なのだが、なぜ、現在は無視されるようになってしまったのか?

実は、メタタグのkeywordは、検索エンジンで上位表示させたいキーワードを「自己申告」で記載する部分であり、そのキーワードに関する内容が本当に記事本文に書かれているのか、客観的な保証はない。
記事本文の内容を的確に示すキーワードを記すかどうかは、サイト管理人の「良心」にゆだねられているといってもよいのだ。

しかし、いたずらな上位表示を狙って、記事本文とは全く異なるキーワードを記載する心ないサイト管理人が多く出てきてしまった。
そのために、メタタグkeywordの内容は、無視されるようになってしまったのだ。

メタタグkeywordは記載しなくてよいのか

上位表示にほとんど関係ないのであれば、メタタグのkeywordは記載しなくてよいのか?

ここは、SEO対策の専門家の間でも意見が分かれるところである。
メタタグのkeyword欄は、Google検索エンジンとYahoo検索エンジンでは、ほぼ上位表示に関係しないのだが、一部、マイナーな検索エンジンなどで、上位表示の参考にされることがある。

これをどう判断するかである。

私見では、手動でキーワードを指定しているのであれば、メタタグのkeywordはなくしてよいと思う。
ただ、プログラムを組んでいて、自動的にキーワードを抽出できるような仕組みにしている場合は、一応、つけておくとよいかもしれない。
「一部、マイナーな検索エンジンなどで、メタタグのkeywordが上位表示の参考にされる」と書いたが、マイナーな検索エンジンがSEO対策に与える影響は微々たるものであり、メタタグのkeyword指定に手間をかけてまで対策をする価値はない。

いずれにせよ、メタタグのkeywordにキーワード出現しようとしまいと、それによる上位表示効果は微々たるものである。
検索エンジン上位表示のためには、メタタグのkeywordのよりも、いかに被リンク数を集めるか、いかに人気サイトからリンクしてもらうか…といったことに気を配るべきである。

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